Uber Eats配達でリアボックスと純正バッグ、どっちがいい?【配達員目線で解説】
Uber Eats配達でリアボックスと純正バッグ、どっちがいい?【配達員目線で解説】

Uber Eatsで配達をしていると、よく耳にするのが
「リアボックス派」と「純正バッグ派」、どっちがいいの?という話題です。
SNSやオープンチャットでも意見が分かれていて、ちょっとした言い争いに発展することもあるくらい…。
でも大前提として Uberは純正バッグを強制していません。
大事なのはただひとつ、「お客様にいい状態で商品を届けること」。
そのうえで、純正バッグ・リアボックスの両方にはメリットもデメリットもあります。
実際に両方を使ってみた経験をもとに、中立の立場で整理してみました。
Uber Eats純正バッグの特徴

メリット
- 一目で配達員と分かる安心感
街中で見かければ「Uber Eatsだ!」とすぐ分かる。お客様からも認知されやすいです。 - 大容量で複数件配達に強い
昼ピークなど同時配達が重なってもバッグ一つでカバーできるのは大きな強み。 - 保温・保冷効果がある程度ある
専用設計なので、飲み物やラーメンなどもある程度温度を保ったまま運べます。 - 初期コストがほぼゼロ
バッグ一つと自転車やバイクがあればすぐに配達が始められる。
デメリット
- とにかく重たい
長時間背負うと肩や腰にダメージが溜まってきます。副業で短時間なら耐えられても、フル稼働だと結構キツいです。 - 店内でかさばる
混雑した飲食店でバッグを背負ったまま入ると「邪魔だな」と思われがち。 - 目立ちすぎる
「Uber Eatsだから」といたずらされるケースも実際に耳にします
リアボックスの特徴

メリット
- 肩の負担がゼロ
8時間走っても肩や腰が痛くならないので、長時間稼働には圧倒的に有利。 - サイズを選べる
30L・40L・50Lなど、自分の稼働スタイルに合わせて選べる。大きめなら2件3件まとめてでも安心。 - 目立ちにくい
Uber配達員だと気づかれにくいので、あまり周囲に見られたくない人にはメリット。
デメリット
- 別途保冷バッグが必要
リアボックスにそのまま商品を入れるのはNG。必ず保冷バッグを中に入れて温度管理が必要です。 - 耐荷重の注意が必要
リアキャリアの耐久性を超える大きなボックスを付けると、折れてしまった配達員もいます。装着には注意。 - 初期投資がかかる
リアキャリア+リアボックス+保冷バッグで数千〜数万円はかかります。
「リアボックス+純正バッグ固定」という使い方もある
実は僕自身、しばらくの間「リアボックスの上に純正バッグを紐で固定する」というスタイルで稼働していました。
大容量のまま肩の負担をゼロにできるので、一見すると理想の形に思えます。
ただし、紐が定期的に切れるという問題が…。
走行中に切れると本当に危険ですし、毎回交換するのも手間。
そこで今は、リアボックスの中に保冷バッグを入れるスタイルに落ち着きました。
これなら紐切れの心配もなく、荷物も安定します。
「固定が面倒くさい」と感じる人には、この方法が一番おすすめです。
実際の使用シーン
- 純正バッグで稼働していたとき
昼ピークで3件同時に持ってもバッグひとつで収まるのは本当に便利。
ただ、終わったあとは肩がパンパン…。 - リアボックスに切り替えたとき
一日中走っても肩が痛くならない快適さに感動。
まとめ:どちらが正解ではなく、自分に合うかどうか
- 短時間・副業で軽めにやるなら → 純正バッグでも十分
- 長時間・毎日稼働するなら → リアボックス+保冷バッグがおすすめ
そして、リアボックスに純正バッグを固定する方法もありますが、紐の消耗や切れるリスクがあるので注意。
「安定感」を重視するなら、リアボックスに保冷バッグを入れるスタイルが一番安心です。
結局のところ大事なのは、「商品を安全にお客様へ届けること」。
自分の配達スタイルに合わせて、無理のない方法を選ぶのが一番です。